ネオモバ高配当株分析Vol.12 エフティグループ

ワールドカップでさぼっていました。久しぶりのネオモバ高配当株分析は2763:エフティグループです

オフィスの情報通信機器・ネットセキュリティ商材や照明・空調商材の販売・施工・保守をワンストップで行う事業が主力の会社です。ほかにも太陽光発電設備や蓄電池の販売・施工、電力小売りサービスなども行っています。

2022年3月本決算で子会社の1つを売却したことにより株価は急落しましたが、その後の第1四半期・第2四半期決算では順調な回復を見せ、前期比+成長を実現して株価も反発を見せています。

もともと高ROEで、営業利益率も優秀。また自社株買いや消却にも積極的で、かつPERも割安です。

事業モデルとしてはオフィスの情報通信・照明空調関係は安定的な収益をもたらしますが、電力小売りの利益率の変動が激しく、安定的な売り上げに対してEPSの変動は少し大きめです。

ROEや営業利益率の割には売上高が伸びていません。高い配当性向と自社株買いによる株主還元に力を入れているためでしょう。

投資判断としては・・・

見。チャンスがあれば売り抜けたいと思います。

個人的にはやはり成長性のなさがどうしても気になります。引き換えに手厚い株主還元があるわけですが、その恩恵を狙うならもっと時価総額の大きい安定銘柄がある、という判断です。

皆さんはどうお考えでしょうか?